ローリング丸棒の初荷

令和5年1月吉日、ローリング丸棒の初出荷である
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▲ 多様な径級、材長そして先削り加工も含めたユーザーの注文に応える

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▲ 例年に比べて降雪の少ない年頭での初荷である。今年も安全運転で!

思うこと
 院内工場は地域森林組合の管理する丸棒等加工場、桐市場として地域の林業、木材産業振興のためにその役割を果たしてきた拠点施設である。時代の変遷により経営方針の変更が余儀なくされ、5年前に弊社が基本方針を引き継ぎながら、その果たすべき役割を担うことになった工場である。ローリング丸棒と各種板材の生産を基軸とした工場運営である。地域の製材工場が軒並み廃業する中で、残った小規模な加工場であるが、間伐小径木等の地域材を有効活用して、需要に的確かつ迅速に対応していくことをモットーに、近代的な大型製材工場にはない地域密着の有利性を創造し、従業員一致団結して挑戦を続けている・・・

令和5年安全祈願祭

 令和5年1月6日、湯沢ロイヤルホテルにおいて年始恒例の安全祈願祭が執り行われた。社業隆盛と労働安全衛生を祈願する厳かな儀式である。
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▲ 安全祈願祭は役員及び総務部・山林部・製材部・チップ部・運輸部の正社員及び臨時従業員の総勢80名余の出席で執り行われた

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▲ 祝詞奏上の儀がはじまり、会場は一段と厳かな雰囲気となる

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▲兼子社長が玉串を奉奠し、出席者と社業の発展・労働安全、そしてコロナウイルス撲滅を祈願した

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▲ 安全祈願祭終了後の新年祝賀会で兼子社長より年頭の挨拶があった。「令和4年度事業は変動する社会経済環境下、厳しい状況が続いているが、各部門一致団結して難局を打破していこう。ゼロ災の推進は永遠のテーマであり、今年も心引き締めて取り組んでいこう!加えて、地域の森林所有者から、今後の林業経営を託された1,300ha余の社有林経営について、持続可能な森林経営を目指し、適正な育成管理を担っていこう!」という力強いものであった。

思うこと
 新しい年を迎え、改めて地域林業の課題を考えてみる時、目の前にある猶予なきテーマは何といっても「再造林」ではないだろうか。昭和・平成の時代を経て令和の今、先人を含め、地域が一丸となって造成してきたスギ等人工林が伐期令を迎え、成熟化した森林資源がそこにある。しかし、残念なことに最近顕著にみられるのが皆伐放棄地の増加である。いわゆる「伐っても植えない」ということが罷り通っているのである。このような状況で推移していくと、30年後、50年後の地域の森林資源は余りにも脆弱化してしまうことや水源涵養力の低下等生活環境の悪化が懸念される。「再造林」は林業会社に与えられた重要な使命であり、命運をかけて取り組んでいかなければならない極めて重要なテーマなのである。
 自然環境と最前線で向き合う林業・木材産業は、「木を植える、育てる、伐って利用する」の循環を誠実に実行し、グリーン社会の実現、経済と環境の好循環を作り出していく社会構築に貢献していかなければならない。林業・木材産業の基本的フィールドは森林である。私達は健全な森林を守り育て、次代に繫いでいくことを第一義としなければならない・・・

山の神

 12月12日は「山の神」の日である。羽黒山頂にある出羽三山神社参集殿・三神合同祭殿において、山の神様のご加護に感謝し、社業の発展と労働安全を祈願した
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▲ 厳かな雰囲気の中、兼子社長が代表して玉串を奉奠した

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▲ 古くから日本屈指の信仰集める霊峰である羽黒山頂にある出羽三山、それぞれのご神体を合同で祀る神静な参集殿がある。案内された由緒と歴史ある三神合同祭殿でのご祈祷で参加者は緊張の面持ちである

思うこと
 今年の会社研修旅行は1泊2日の日程で、出羽三山神社における「山の神」祭祀祈祷をメインにして、温海温泉で感謝の集いが開催された。役員、社員60名の参加である。弊社は山林部を主軸にして製材部(2)、チップ部(2)、運輸部、総務部で構成する林業総合会社である。各部門の連携とゼロ災の推進こそ社運隆昌の基軸である。久々に全部門の社員が集結し、厳かな雰囲気の中での、「山の神」祭祀祈祷は会社への思いを共有する時間でもあった。

11月安全衛生委員会

 11月7日(月)定例の安全衛生委員会が開催された。今回の審議事項は林業労働災害事例の検証とDVD放映による勉強会である。
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▲ 安全衛生委員会で審議された事項について、TBM活動で情報提供し、普及啓発を図ることが課せられており、各委員とも真剣に取り組んでいる

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▲ DVDによる「製材業におけるゼロ災運動」放映である。弊社製材所2工場の労働安全活動について再認識する機会である。

思うこと
 弊社は山林部を中心にして製材所2工場、製紙用チップ工場、バイオマスチップ工場があり、あわせて各部門を連携する木材運搬トラックの運輸部で構成されている。それぞれの部門で、多様な工程における労働安全を確保していかなければならない。そのためには毎日のTBM活動により社員一人一人が安全意識を共有し、継続して取り組んでいくことが必要である。労働安全に特効薬は無い。ゼロ災実現には毎日の地道な安全活動こそ大事なのである。毎月開催の安全衛生委員会はその基軸となるものである。

原木運搬車(フルトラクタ-、フルトレーラー)の清祓い祈祷

 10月の大安吉日、新規に導入した原木運搬車(フルトラクタ-・林業用ローダークレーン装着)と後部車輌(フルトレーラー)の清祓い祈祷が行われた
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▲ 兼子会長はじめ弊社関係者、納入事業者、トラックメーカー関係者参列の中、清祓いの祭典を執り行った

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▲ 弊社2台目の原木運搬車(フルトラクタ-、フルトレーラー)の導入である

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▲ 前部車輌と後部車輌を連結した総延長は20メートル余になる・・・正に巨大な合体ロボのイメージである。 

思うこと
弊社運輸部の建築用材・合板材・チップ用材等多様な原木運搬業務は山林部・製材部・チップ部の事業連携を円滑にする動脈的役割を果たしている。大量の木材を中長距離運搬していくためには、効率的な運輸計画が必要であり、今回導入の原木運搬車(フルトラクタ-、フルトレーラー)はその役を担う機動力を有しているのである。
導入車輌がトラブル無く、安全に稼動することを心から願うものである。
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