現場巡回指導2

 国有林内において列状間伐を主体とした生産請負事業が終盤期を迎えている。広大な施業区域内で作業区域を設け、安全を確保しながらチェンソー、グラップル、ハーベスタ、フォワーダの稼動音が響き渡っている。
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▲ 入社4年目のFさん、緑の雇用研修生として林業技術を学びながら、昨年よりチェンソーによる伐倒作業に挑戦している

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▲ 安全に木を切り倒すには「受け口・追い口・ツル」という手順が原則である。伐倒方向を定めて受け口を作り、一定の高さを設け追い切りし、適正な幅のツルを残し、安全くさびを複数本打ち込んで、定めた伐倒方向へと誘導していく。会長に正確な作業手順を褒められたFさん、思わずガッツポーズ!である。

思うこと
 4年前に入社し、山林部に配属された若者の成長している姿にふれて、会長も満足の表情である。地域の林業技術が確実に伝承されていくことは、会社にとって事業推進の原動力なのである。そばで見ていて、自信に満ちた眼差し、あったかい笑顔、礼儀正しい対応、堂々と自信に満ちた身の熟し・・・に触れて、思わず「逞しくなったな~!」 と言葉をかけたのである。自然界は四季折々の美しさとともに、雨、風、雪等厳しい気象環境があり、林業作業は多様な危険性を併せ持っている。しかし、自然には人を優しく包み込み、逞しく成長させていく何かがあるような気がする・・・
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現場巡回指導1

 国有林内で列状間伐等の生産請負事業が盛期である。現場の安全作業指導を含めて、兼子会長の巡回指導が行われている
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▲ 今年の夏は雨降りが続き、素材生産現場は泥んこ状態である。悪条件下の作業ながら、林道添いには大量の端材が集積されている

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▲ その先には合板材(2~4m)が集積されている

 思うこと
 奥羽山脈の懐に位置する事業現場で、列状間伐施業を主体とした生産請負事業が行われている。今年は雨の日が多く、いろいろな作業面で苦労している実情に鑑み、事業進捗状況の確認とあわせ、兼子会長自ら安全巡回指導を行っている。広大な事業現場の中で森林作業道を開設し、列状設定し、作業計画を立て、高性能林業機械を駆使して素材生産に挑戦している姿は何とも頼もしい限りである。こうやって現場に来て、事業成果に接すると、担当する職員達の技術力、施行力、管理力の高さを実感するのである
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