令和4年度 人材確保情報交換会「顔つなぎミーティング」

 6月22日(水)、雄勝地域振興局主催の令和4年度人材確保情報交換会「顔つなぎミーティング」が湯沢ロイヤルホテルを会場に開催された。
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▲ 参加高校10校の18ブースに、地元企業21社が訪問するという商談会形式で行われた。

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▲ 弊社も設定された11ブースを巡回し、名刺交換、自社PRを行った。

思うこと
 少子高齢化や人口減少などが主な原因となり、企業の人手不足は深刻な課題である。
 将来の地方を支える原動力、企業の可能性を創造する大きな戦力は若い力が担っている。
 地域林業は「伐ったら植える、植えたら育てる」という循環施業を確実に行い、健全な森林を次代に繫いでいくという大プロジェクトを実現していかなければならない・・・
 魅力的な職場環境の整備や明確な企業理念、個性の尊重、達成感の追求等さまざまな方法で人材確保にアプローチを続けていかなければならないのである。

 感謝!
 地域の将来のために、湯沢雄勝☆みらい応援プロジェクト 「人材確保情報交換会・顔つなぎミーティング」という企画に継続して取り組んでくれている雄勝地域振興局のスタッフの皆さんに心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。
お疲れ様でした!ありがとうございました!
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エリート(自称)カラマツの雪起こし作業

 一昨年(令和2年)秋に社有林に植栽したエリート(自称)カラマツの雪起こし作業を実施した
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▲ 時期的には遅れた感は否めないが、雪で倒された植栽木を1本一本丁寧に起こして 支柱を添える作業を実施した。山林部の若者達が挑戦してくれている

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▲ さすが、エリート(自称)カラマツである。樹高が既に1メートルを超えるものが多くみられる

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▲ 隣接地に、同時期に従来種のカラマツが植栽されている。比較してみると、生長量の差は一目瞭然である。

思うこと
 カラマツは樹脂の多さや樹幹が捻じれながら成長し、木材に独特の螺旋模様が現れる旋回木理という現象が現れやすいことで知られる。このため乾燥時に狂いや捻じれが生じやすく、以前は鉱山の坑道を支える坑木や電柱としての使用が主な用途として想定されていた・・・
 現代においては、材は硬く丈夫であるという特性を活かしたハイブリッド集成材や構造用合板、単板積層材(LVL)に加工され、木造建築で幅広く用いられており、拡大する需要に供給が追いつかない状況にある。このような状況に鑑み、弊社としても、社有林において積極的にカラマツ造林に取り組んでいる。特に、従来種よりも成長の早いエリートツリーの植栽に挑戦している。取り巻く環境は林業労働力の減少、森林所有者の山離れ現象、山村の過疎化等課題が山積している中で「自分が育てた木を、自分で伐採・出荷できることが可能」とされる、成長スピードが速いエリートツリーの出現は明るい希望である。将来における魅力的で持続可能な林業経営に繋がることに期待したいと思う
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