令和3年5月の安全衛生委員会

 5月10日、本社研修室において定例の安全衛生委員会が開催された。
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▲ 弊社の事業年度開始は5月であり、新任された委員を含め、兼子雅博社長より委嘱状が交付された。構成員は役員6名、産業医1名、従業員11名(山林部6名、運輸部1名、製材部2名、チップ部2名)の計18名である。

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▲ 今回の審議事項は 1.林業労働災害事例についての検証、2.山火事予防について、
3.新型コロナウイルス感染症拡大の防止について・・・である。真剣な意見交換が行われた。

思うこと
 労働安全衛生は経営者、従業員等会社組織に係わる全ての人が共有すべき課題である。働く者の安全と健康を守っていくことが第一義であるが、あわせて正しい知識を持って業務にあたることで、会社全体の生産性向上が期待され、自分たちの声が反映される職場環境を創造することが可能である。自ずと仕事に対するモチベーションも上がることが期待され、従業員がイキイキと働ける環境づくりの礎となる。素材生産・製材・チップ生産等を担当する林業・木材産業の総合会社である弊社にとって、毎月の安全衛生委員会は役員、幹部職員が各部間の情報交換を行い、連携意識を高揚する場としての役割も果たしているのである。ささやかな経験から、働きがいのある職場とは「働きやすさ」と「やりがい」の両方が揃っている状態であると確信している。その実現を目指していきたい・・・
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奥羽の芽吹き

 5月初旬、兼子会長と宮城県北部の素材生産現場に向かった。弊社事務所前を走る国道398号線を宮城県方面に車を1時間ほど走らせると現場に到着する。途中、奥羽の山々も木々の芽が一斉に吹き出し、春の躍動感が何とも心地よい。
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▲ 途中でブナの二次林に出会う。今の時期、残雪に映える淡い緑が何とも爽やかである

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▲ 早春の芽吹き始めた木々の奥に佇むなごり雪の栗駒山、秣岳が雄々しい

思うこと
 林業作業は直接的に暑さ、寒さ、風雪、雨等の自然界の厳しい環境と向き合うことが余儀なくされる。そのことは自ずと人として逞しく生き抜く力を養っているようにも思う。昨年からコロナ禍で自粛ムードが漂い、沈んだ気持ちになりがちであり、あわせて3密の回避、テレワーク推進など生き方が規制される状況下、広大な自然の中で仕事をさせてもらっていることは実に有り難いことのように思う。長い冬を乗り越えて、やっと春の日差しが心地よい早春の日、木々の芽吹きの躍動感や雄大な山脈の包容力を肌に感じ、久々にマスクをしない時間を過ごした・・・ 新型コロナウイルス感染の一日も早い収束を願わずにはいられない!
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