林業安全の日大会

 4月某日、弊社研修室において林業部(従業員37名)安全の日大会が開催された。
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▲ 兼子雅博社長より開会の挨拶、講師の紹介、そして、この林業部安全の日大会の意義等について思い入れ深い話があった。

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▲ 林業・木材製造業労働災害防止協会秋田県支部 事務局長佐藤氏による安全指導講習が行われた。改めて安全作業の大事さを実感する講演であった。大変ご多用中のところ、遠路お出でいただきました。ありがとうございました。

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▲ コロナ禍での安全講習会は体温測定、手の消毒、マスク着用、会場の換気など万全の対策をしての開催である。

思うこと
 一昨年4月、素材生産現場においてチェンソー伐採作業の重大災害が発生した。現場状況からして発生原因は想像の域を脱し得なかったが、結果として職場の仲間を失うという何とも痛ましい災害であった。それは職場として二度と災害を起こさない、ゼロ災実現の意識を再確認する出来事でもあった。以来、毎年4月に林業安全の日を設定し、山林部従業員全員が安全作業意識を共有すべく、安全指導講習を受講している。労働災害撲滅に特効薬はなく、こうした活動を積み重ね、ゼロ災を実現すべく、全員が真摯に向き合う姿勢こそ大事なのではないだろうか・・・そんな思いを強烈に実感した安全の日大会であった。
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重機安全祈願祭

 3月吉日、高性能林業機械(バックホー/グラップル)2台が納車され、車輌等格納庫において新重機購入の安全祈願祭を執り行った。1台は素材生産現場へ、1台は院内加工場へと搬入される。
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▲ 高性能林業機械等を購入した際には必ず安全祈願祭を執り行い、共に働く重機に新しい命を吹き込み、無事故無災害を祈願する

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▲ 当該重機に盛り塩と日本酒で安全の願いを込めてお清めする

思うこと
 近年の素材生産事業は高性能林業機械等の導入により旧態に比して画期的な生産性向上と労働安全を確保している。現在、その三役ともいえるハーベスタ、フォワーダ、グラップルそして森林作業道作設に資するフェラバンチャー、ザウルス等の普及による生産実績の伸長は目を見張るものがある。林業専門技術者の育成、効率的な森林作業道の作設、安全で生産性の高い高性能林業機械の導入、いわゆる「人・道・機械」時代の到来である。しかしながら、厳しい自然界での作業であることから、弊社ではゼロ災の実現を目指しての安全祈願は必須事項としている。

採用辞令交付式

 4月1日、新卒者の採用辞令交付式が行われた。今春、地元増田高校を卒業の後藤君、笑顔が素敵な初々しい若者である。
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▲ 兼子雅博社長より採用辞令が交付された

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▲ 辞令交付後、「職場の仲間達と仲良く、安全作業に心掛け、自己研鑽し成長してほしい」と歓迎、励ましの言葉があった

 思うこと
 地元高卒者の採用は地元企業にとっても意義深いものがある。次代を担う若い世代、将来における地域活性の原動力を育成していくことを与えられた重要な使命としなければならない。後藤君は山林部に所属し、「秋田県ニューグリーンマイスター育成学校」に入校し、1年次、2年次研修における実践技術教程受講により知識技術を習得し、各種関係資格・免許を修得していく。当該研修において県内の多くの仲間達と交流しながら研鑽を続け、地域林業を担う技術者に成長してほしいと心より念願している。雪も融け出し、山村地域にもようやく春の気配が感じられる今日、嬉しい若者の入社である。
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