冬山現場の安全指導

 降雪が落ち着いて、久々に青空が広がる1月のある日、兼子会長による素材生産現場の安全巡回指導が行われた。
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▲ 現場は社有林の間伐施行地。生産課長から人員の配置や進捗状況等について情報を得て、各職種間の連絡を密にしての作業を確認する。

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 ▲ 若いハーベスタオペレーターに声かけし、作業上の課題はないか、現場に災害の危険がないか等を確認する。

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 ▲ フォワーダオペレーターと生産材の品質管理について意見交換し、集積土場における適正な用途別振分けについて指示する。

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 ▲ 人工林は人が自然界に管理を約束して造成したものであり、遷移に依存することなく適宜手入れを実施することが必要である。特に間伐施業は適正な密度管理を行い、高度な森林機能の発揮と、優良な森林資源を次代に繫いでいくために重要な施業である。春を思わせる暖かな日差しが差し込む間伐を終えた林分を見て、兼子会長は満足の表情である。

 思うこと
 現場巡回指導を半ば慣習として行っていては、現場の安全衛生は確保されない。常に現場で作業する人々の安全を確保できるよう真剣に行う必要がある。また、現場で作業者に声をかけることで、現場の緊張感を維持させる。声かけにより挨拶や工事の進捗確認なども行い、現場でのよい関係を築くことが重要なのである。冬山の足元の悪い状況で素材生産現場で巡視活動を継続していくことは現実的には難しいことではあるが、目指すゼロ災実現のためには不可欠なことであると確信している・・・
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令和3年安全祈願祭

 令和3年1月6日、湯沢Rホテルにおいて年始恒例の安全祈願祭が執り行われた。1年の労働安全等を祈願する厳かな儀式である。
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▲神官によるご祈祷、お祓いで会場の空気は厳かな雰囲気となる。

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▲安全祈願祭は役員及び総務部・山林部・製材部・チップ部・運輸部の正社員及び臨時従業員の総勢80名余の出席で執り行われた。会社にとって労働安全、ゼロ災の推進は永遠のテーマであり、全員で労働災害絶滅を誓った。今年は新型コロナウイルス感染拡大の中、全員が手の消毒、マスク着用等を徹底しての神事であった。

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▲兼子代表取締役が玉串を奉奠し、出席者と労働安全・社業の発展、そしてコロナウイルス撲滅を祈願した。

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▲安全祈願祭終了後、兼子代表取締役より年頭の挨拶があった。「会社にとってゼロ災の推進は未来永劫のテーマであり、今年も心引き締めて取り組んでもらいたい!みんなで力を合わせてコロナ禍に負けないで頑張ろう!」という力強いものであった。

思うこと
 あるゼネコンの工事現場で目にした安全衛生スローガンは「まず確認!」というシンプルなものであったが、何とも当を得た言葉であり、今もその出会いを鮮明に記憶している。今まで数多くの労働災害と向き合ってきたが、手順の周知と実施の確認を怠ったことに起因する災害が多い。ミーティングを励行して作業手順を共有し、実施を確認するという繰り返しが大事なのである。労働災害撲滅に特効薬は無い。ゼロ災の実現は日々の地道な安全活動の延長線にこそ存在するのである。
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