野生動物と山村社会
11月のある日、社有林に向かう途中、野生の猿に出会った。

▲ 走行先に動物がいる・・・狸かな?と思って近づいてみると、何と猿ではないか!雪深いこの地域では初めての出会いである。

▲ 木に登っていく身のこなしは正に野生の力強さがある。近づいてみると結構大きい。窓を開けてカメラを向けると牙をむいて威嚇してくる・・・
思うこと
山村の過疎化、高齢化、限界集落、危機的集落、消滅集落・・・という現実は夢物語ではない。その理由は、自然災害、買い物の不便さ、病気・通院の都合という住みにくさの現実とあわせ、「熊、猪、鹿、猿」等の野生動物が農作物被害、人身被害という人間社会へ危害を加える獣害が起因しているとも言われる。人里に頻繁に現れる熊、豪雪地帯とされる当地域では生息は難しいとされていた猪や猿の出没・・・急激に過疎化が進む中山間地、人が後退した分、動物の活動前線が人里に近寄ってきたということでもある。その地域から追い払われた野生動物たちが、自然の回復とともに復権を狙っていることを忘れてはならない・・・
そんな中で、自然をフィールドとする林業会社の活動は、多様な事業展開により地域雇用を創出するとともに、森林・林業・山村社会を守り育てていくことであり、今に与えられた社会的使命としなければならない。

▲ 走行先に動物がいる・・・狸かな?と思って近づいてみると、何と猿ではないか!雪深いこの地域では初めての出会いである。

▲ 木に登っていく身のこなしは正に野生の力強さがある。近づいてみると結構大きい。窓を開けてカメラを向けると牙をむいて威嚇してくる・・・

山村の過疎化、高齢化、限界集落、危機的集落、消滅集落・・・という現実は夢物語ではない。その理由は、自然災害、買い物の不便さ、病気・通院の都合という住みにくさの現実とあわせ、「熊、猪、鹿、猿」等の野生動物が農作物被害、人身被害という人間社会へ危害を加える獣害が起因しているとも言われる。人里に頻繁に現れる熊、豪雪地帯とされる当地域では生息は難しいとされていた猪や猿の出没・・・急激に過疎化が進む中山間地、人が後退した分、動物の活動前線が人里に近寄ってきたということでもある。その地域から追い払われた野生動物たちが、自然の回復とともに復権を狙っていることを忘れてはならない・・・
そんな中で、自然をフィールドとする林業会社の活動は、多様な事業展開により地域雇用を創出するとともに、森林・林業・山村社会を守り育てていくことであり、今に与えられた社会的使命としなければならない。
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