出荷滞留原木の一時保管
新型コロナウイルスの感染拡大により、経済全体の低迷が続き、国内外で木材需要が減少ししている。このような状況下、製材・合板工場の減産、原木在庫の増加、原木の入荷制限という事態が生じている。

▲原木を出荷できずに林内に置いたままにしておくと、害虫被害等の発生等により品質が劣化し、出荷できなくなることが懸念される。舗装された一時保管場所への移動が急務である。


▲スギ等原木丸太は弊社の舗装された雄平貯木場に保管する作業に取り組んでいる。

▲原木丸太の出荷制限が続く中で、地域の林業事業体は広葉樹伐採更新作業にシフトしている。広葉樹材も製紙用チップ工場のストックヤードに置ききれず、雄平貯木場に一時保管している。
思うこと
地域をあげて、国産材安定供給体制の構築を目指し、生産性の向上等を実現すべく懸命に取り組んできたという歴史がある。森林資源が成熟していく中で、高性能林業機械の導入、若い技術者の育成等新しいシステム構築に挑戦を続けてきたのである。ここにきて、新型コロナウイルスの感染拡大等による木材需要の落ち込みは業界全体に大きな不安を投げかけている。是非にも地域の林業、木材産業関係者が課題を共有し、連携してこの危機を打破していくという取り組みが必要に思う。その延長線上に森林所有者と一体となった森林・林業の未来が創造できるのである。

▲原木を出荷できずに林内に置いたままにしておくと、害虫被害等の発生等により品質が劣化し、出荷できなくなることが懸念される。舗装された一時保管場所への移動が急務である。


▲スギ等原木丸太は弊社の舗装された雄平貯木場に保管する作業に取り組んでいる。

▲原木丸太の出荷制限が続く中で、地域の林業事業体は広葉樹伐採更新作業にシフトしている。広葉樹材も製紙用チップ工場のストックヤードに置ききれず、雄平貯木場に一時保管している。

地域をあげて、国産材安定供給体制の構築を目指し、生産性の向上等を実現すべく懸命に取り組んできたという歴史がある。森林資源が成熟していく中で、高性能林業機械の導入、若い技術者の育成等新しいシステム構築に挑戦を続けてきたのである。ここにきて、新型コロナウイルスの感染拡大等による木材需要の落ち込みは業界全体に大きな不安を投げかけている。是非にも地域の林業、木材産業関係者が課題を共有し、連携してこの危機を打破していくという取り組みが必要に思う。その延長線上に森林所有者と一体となった森林・林業の未来が創造できるのである。
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