暖冬・雪不足

 年が明けて早や2月になろうとしているが例年になく雪が降らない。今シーズンは、暖冬により記録的な少雪となっているのである。例年とおりの積雪を見込んでの冬山伐採事業は悪戦苦闘の作業が続いている。
IMG_9053.jpg
▲山斜面にもほとんど雪はなく、搬出道は泥んこ状態である。

IMG_9042.jpg
▲集積土場に雪がない。しかもこの時期に雨が降っている・・・

IMG_0143.jpg
▲昨年の今頃、今年の現場に近いところの集積土場。2m以上の積雪量がある。これがいつもの冬山現場の風景である。

思うこと
 例年のように降雪量がある冬山は、除雪や雪掘り作業等にコストがかかるが、農地の雪上利用や雪を巧みに利用した搬出道の作設などが可能となり、丸太も泥などで汚れることなく生産することができるなど利点も多い。今シーズンのように雪が少ない冬山現場での作業は、今までの経験を基にして計画していた作業工程を少なからず見直さなければならない・・・暖冬、少雪現象は雪国で暮らしていくには雪下ろしや除雪などの負担がなく、いいことのように思われるが、異常気象や水資源の不足等いろんな場面で深刻な課題を投げ掛けているようにも思う・・・
スポンサーサイト



2020.安全祈願祭

 1月6日、湯沢Rホテルにおいて年始恒例の安全祈願祭が執り行われた。今年1年の労働安全を祈願する厳かな儀式である。
IMG_8877.jpg
▲神官によるご祈祷、お祓いで会場の空気は厳かな雰囲気となる。

IMG_8880.jpg
▲安全祈願祭は役員及び総務部・山林部・製材部・チップ部・運輸部の正社員及び臨時従業員の総勢80名余の出席で執り行われた。会社にとって労働安全、ゼロ災の推進は永遠のテーマであり、労働災害絶滅を誓い合った。

IMG_8885.jpg
▲兼子社長が玉串を奉奠し、出席者と労働安全・社業の発展を祈願した。

IMG_8895.jpg
▲安全祈願祭終了後の新年会では兼子社長より年頭訓示があった。労働災害は絶対に起こさない!が目標である。会社にとってゼロ災の推進は未来永劫のテーマであり、今年も心引き締めて取り組んでもらいたい!という言葉があった。

思うこと
 ある冊子を見ていたら「事故を呼ぶ 慣れと油断と未確認」という林材業労働安全標語があった。今まで数多くの労働災害と向き合ってきたが、まさかこんなことが・・・というようなことでの災害が多い。発生原因は、思い込みや油断、未確認に起因するものが多いのである。ミーティングを励行して作業手順を共有し、実施を確認するという繰り返しが大事なのである。労働災害撲滅に特効薬は無い。ゼロ災の実現は日々の地道な安全活動の延長線にこそ存在するのである。
プロフィール

kitanihonsakudou2

Author:kitanihonsakudou2
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR